
地積更正・分筆登記
地積更正登記の概要

古くに測量された土地や、隣接地との境界の確認がなされていない土地などでは、登記地積が実際の地積と異なっていることが多々あります。
そのため、売却や、担保権の設定などの取引をされる場合や、土地の分筆を行う場合に、土地の境界を明確にし、土地の面積の訂正を行うことを地積更正登記といいます。
土地分筆登記の概要
分筆登記は1筆の土地を複数の土地に分ける登記をいいます。土地の一部を売却する場合や、相続する土地を相続人ごとに分ける場合などに行います。
分筆登記をする前提として、境界が明確になっている必要があるため、不明な場合は隣接地の方に確認をしてもらい、境界確定をする必要があります。

地積更正・分筆登記の必要書類
地積更正・分筆登記の必要書類としては、筆界確認書や、道路境界確定書などの、その土地の境界(筆界)を明確にする書面と地積測量図の作成が必要となります。
筆界確認書や、道路境界確定書の取り交わしのない境界点については、隣接地の方に立会をお願いして確認してもらう必要があります。
必要書類
- 筆界確認書
- 境界確定書
- 地積測量図
地積更正・分筆登記費用

登記書類や、過去の図面の調査費用、測量費用が必要となります。また、原則として、分筆登記には、分筆後の土地1筆につき1,000円の登録免許税が必要となります。
土地家屋調査士の報酬は、土地の形状や、土地の広さ、隣接地の数等様々な要因によって異なってきます。弊所にご依頼される場合、事前に御見積をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。